コンベヤとはなにか?

製造業の基礎

コンベヤとはなにか?

トップ画像引用:光洋機械産業株式会社様

コンベヤとは荷物や物品、素材など運搬したい対象を連続して運搬することができる機械のことを指しています。
コンベヤ
画像引用: コンベヤ.com Takahashi株式会社様

基本的に一方方向に対して一定のスピードで運搬されるようになっていて、運搬する対象を指定の場所まで運搬するものと一定の場所を延々とループしているものが知られています。これによって作業している人間は流れてくる対象物を回収したり一定量まで蓄積させることができるので、効率的に作業ができるようになっています。

単純に運搬していくのが一般的な用途ですが、製造業の中ではコンベヤで運搬しながら組み立てや加工などの作業を行うケースもあります。
こうすることによって複数の工程を一度のループで完了させることができるのはもちろん、人の手で運搬する必要性がないので作業効率が上がります。

このため製造業においてコンベヤの存在はなくてはならない存在として位置づけられており、大量生産の要として活躍しています。
ちなみにコンベヤが流れる方向は水平なものが一般的ですが、それ以外にも垂直に運搬されるものや直線、曲線、斜線など構造によって選んだり組み合わせることも可能です。

垂直式搬送機
画像引用: コンベヤ.com Takahashi株式会社様

建物の構造や機械の配置によってルートを自在に設定できるので、どのような製造工場でも対応できるというところが魅力となっています。

コンベヤの種類

コンベヤにはいくつかの種類があり、用途や作業内容によって使い分けが可能です。

ベルトコンベヤ

ベルトコンベヤ は最も多くの工場で用いられている種類で、ゴム・織物・金網・鋼板などで作られたベルト状のものをキャタピラ状に巻き付けて作動させます。運搬する対象によって水平のものもあれば、凹凸があるものに対応できるように溝が彫られているものもあるようです。複数基連結させることができるので、連結させることによって長距離の運搬にも対応できます。

引用: YouTube 日本シーム株式会社様

ねじコンベヤ(スクリューコンベヤ)

ねじコンベヤスクリューコンベヤ とも呼ばれており、円筒形あるいは半円形断面をした長い筒状の中に入ったねじを回転させて運搬する種類です。
主に粉状や粒状のものを運搬する際に用いられており、半流動体にも対応できるところが特徴と言われています。

引用: YouTube 有限会社 ツカサ技研様

バケットコンベヤ、空気コンベヤ

同じように粉状のものを運搬する用途で用いられているコンベヤとしては、複数のバケットを取り付けて垂直に運搬する バケットコンベヤ や細長い管の中に高速で空気を送り出して運搬する 空気コンベヤ も挙げられます。

引用: YouTube 中古食品機械の食品機械ネット様 Manda Shanghai様

チェーンコンベヤ、ローラーコンベヤ、トロリーコンベヤ、振動コンベヤ、流体コンベヤ

ほかにも、コンベヤの形態は多数存在します。
移動する鎖を経由して対象を運搬する チェーンコンベヤ

引用: YouTube 西日本エンジニアリング株式会社様

ローラーを用いて短距離の移動や運搬を行う ローラーコンベヤ

引用: YouTube バンドー化学株式会社様

トロリーに運搬する対象をぶら下げて運搬する トロリーコンベヤ

引用: YouTube 永和工芸株式会社様

振動によって運搬する 振動コンベヤ

引用: YouTube KU7810531様

その他、管あるいは樋状のものの中に水を流して運搬する 流体コンベヤ や自動で仕分けを行う 仕分けコンベヤ など用途や条件に併せて様々なコンベヤが存在します。

引用: YouTube TIMELINE - タイムライン様

このようにコンベヤによっては対象物を選別するセンサーが備え付けられています。
指定した対象物を選別して複数のルートに仕分けしたり、対象物の向きを一定にすることが可能となっています。
また何らかの異物がルート上に混入された場合にはセンサーで知らせてくれる装置を設置することができますし、異物がコンベヤ内に挟まってしまった場合は手動以外にも緊急停止する機能が備わっているものも多いです。
事故や異物の混入を防ぐ効果もあります。

Fabit編集部

Fabit編集部

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